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面白い珠玉な都市伝説10選|500個以上を知る僕がおすすめする魅力的な10個

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都市伝説。

そう聞いたら、どうせ嘘っぱちなんでしょ、と思う人がきっと多いですよね。

しかし、火のない所に煙は立たない。

都市伝説が誕生するにはきっかけや真実が隠されているんです。

ロマンに溢れている都市伝説の魅力を思う存分感じてください。

 

 

 

 

 

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 僕がおすすめする面白い都市伝説10選

1,歩く石、セーリングストーン

石が自分で歩くと言ったら・・・。

あなたは信じますか?

ひとりでに歩く石が存在すると聞いて、鵜呑みにする人は、まずいませんよね。

 

しかし、そんな石が存在しているのです。

この画像がその証拠。

 

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ね?歩いているでしょ?

 

まあ、この画像を見て人が足跡を付けない方法で石を引きずった後を作ったのだ・・・と言われてしまっては為す術がありません。

 

ただ、1つ言っておきたいのはこうした「石が歩いた形跡」は、アメリカ・カリフォルニア州、デスバレー国立公園に限り至る所で見かけることが出来るということです。

誰かの賑やかしにしては手が込んでいます。

 

人ではないとしたら・・・。

まさか本当に石が自分の意思を持って(石だけにw)、独りでに歩いているなんてことはないはずです。

 

じゃあ、一体何が理由で石が歩いた形跡を付けたのだと思いますか?

 

 

セーリングストーンは、主に夜間に移動をし、周囲に人の足跡はありません。

中には1年あたり500mも動く石もありますが、多くの石が2・3年の単位で300mほどを移動。

平均して14kg程度の石が独りでに歩く現象を示しますが、中には300kgを超えるようなとても重たい石も移動をし、さらに上り坂さえも移動しているのだから驚きです。

ここまでは分かっていますが、誰1人として石が移動をした瞬間を見た人はいません。

まるでトイストーリーのようですね。

 

「主に夜間荷移動している」ことがわかっているなら、何か調査をすればわかるはず・・・と思うでしょ?

 

実際に、あのNASA様が調査に乗り出し、石に測定器を埋め込み3ヶ月間にわたり石を追跡しましたが・・・石が1人で歩く減少を突き止めることは出来ませんでした。

 

 

さあ、面白くなって参りました!

この謎は長年、ロマン溢れる都市伝説として存在し続けてきました。

 

あなたは一体何が原因だと思いますか?

 

宇宙人が超能力で石を動かしている?

地球の引力?

小さな地震が常に起きていて、それが石を動かしている?

夜間に石が吹く飛ばされるほどの強い風が吹いてる?

細菌が地道に石を動かしている?

岩盤が放つ磁気?

 

ロマンが膨らみますね。

実は最近、この謎の現象が解明されたのです。

解明したのはスクリップス海洋研究所のリチャード・ノリス氏とインターウォーフのジェームズ・ノリス氏。

石にGPSを取り付け、NASAよりも長期にわたって、世界一つまらなくて地味な研究をコツコツと行ないました。

 

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石を動かす原因は1つではありませんでした。

自然の力の合わせ技。

風と水分です。

 

まず冬に雨が降って、それが夜に冷え込み石の周囲が凍ります。

そして、朝日が昇り気温が上昇してくると溶けて割れます。

それによって解けた水の中に、氷の破片と石が存在する状態になります。

そこに風が吹いてきます。

風は溶けた水に漂う氷を移動させます。

その氷が石を押すのです。

なんて地道な作業。

氷がちょっとずつ、ちょっとずつ石を押し、それが数年にかけて行なわれることによって「石が移動した痕跡」を作っていたのです。

 

この現象は、特定の状態が揃っていなければ起こりません。

晴れ過ぎていても起こらないし、風が安定して吹いていないと起こらないし、割れた氷が厚すぎると風で動かないから石は移動しないのです。

まさに自然が起こす不思議な現象。

しかし、ずーっと謎とされて来た問題でさえ、根気強い研究と最新の技術を使用していけば解明できることがあるという良い例になったと思います。

 

 

 

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2,Googleの、採用試験

続いてはGoogleの採用試験についての都市伝説です。

採用試験・・・その試験によって志望者の人となりを確認できるように、企業側は色んな工夫を施しています。

 

ビースタイルでは、「変態×真面目採用」を掲げ、面接やリクルートスーツを撤廃してユニークな志望者を募ろうと工夫を施しています。

これだけ聞けば、何だかふざけているようにも感じるかもしれませんが、企業は大まじめ。

これくらい変わったPRをした方が、学生は自分自身を評価してもらえると感じて応募する可能性が高くなります。

 

三幸製菓では、「日本一短いES(エントリーシート)」をウリにしています。

WEBサイトで入力するスタイルなのですが、たった2つ質問に答えるだけなんです。

その質問とは「おせんべいは好き?」「ニイガタで働ける?」というものだけ。

実際、エントリーシートをまじまじと見つめて採用か不採用かを決めている企業なんてありません。

パッと第1印象。大手企業になればなるほど工場のライン作業的に決めています。

それなのに、エントリーシートを書く学生の負担は大きい。

こうした処置は学生目線に立ったシステムだと言えます。

 

さて、そこでGoogle採用試験の話です。

世界的に有名で、世界を支配していると言っても過言ではないような企業様の採用試験には、一体どのような工夫がされているのでしょうか。

 

そこに使われているのは「暗号」だという都市伝説があるんです。

そもそも暗号とは・・・「誰でも読めるもの」を「誰にも読めないもの」に変換したもの。

 

実は数年前に、アメリカのシリコンバレーの高速の脇に、このような奇妙な看板が出ていたことがありました。

 

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これは「eの値の初めて出てくる数字10桁.com」ということです。

つまり暗号化されたアドレスですね。

そもそも数学に精通していなければ・・・せめて理系大学を選択していなければ「e」すら知り得ません。

数学の知識があって、IQの高い人しか正解にたどり着けないアドレスだという事です。

 

このアドレスを打ち込んでたどり着いた先には・・・

また別の問題が用意されているんです。

それを解読していきます。

 

こうして何度も問題を解読して解読してたどり着いた先。

それがGoogleの求人情報の画面だったんです。

ここにたどり着くことで、Googleの1次試験採用の通知を受け取ることができるような仕組みになっていたのです。

 

このような「高知能者」を引き抜く工夫は、実は昔から行なわれてきた手法。

今のスーパーコンピューターの基板となった解読機エニグマを開発したチューリング氏は、大衆向けの新聞にIQが高くなくては解けないような難問のクロスワードパズルを掲載し、そのパズルを解いて応募してきた一般人を引き抜くことで優秀な人材を確保していました。

その結果、ナチスドイツの暗号を解読する機械「エニグマ」を開発し、今のコンピューターへと繋がるのです。

 

 

2012年1月には「アメリカ版の2ちゃんねる」のような掲示板にはこんな書き込みと画像が掲載されました。

 

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「我々は非常に高い知能の人材を求めている。全ての謎を解く一握りの人々に会えることを楽しみにしている」。

 

さらにその書き込みから1年後、「我々はついに求めていた人材をみつけることができた」という書き込みがなされました。

これは何処の企業なのか、何の目的なのか、単なるいたずらなのか、はっきりしていません。

関係していたのは何かの闇組織なのか、国家機関なのか。

あなたの周りにもこのような「暗号」が潜んでいるかもしれませんよ。

 

 

 

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3,ドラえもんが、地球滅亡を画策した日

ドラえもんと言えば国民的長寿アニメ番組。

のび太君を何度も何度も助け、義理深く、人情を持った猫型ロボットとしてお茶の間に浸透しています。

日本人ならば知らない人はいないんじゃないか・・・というくらい超有名コンテンツです。

 

ある日のび太君とドラえもんはいつものような日常を過ごしていました。

 

毎日のようにドラえもんは道具を出し、のび太君はその恩恵にあずかります。

本来はのび太君の未来を替えるために未来からやって来たドラえもん

秘密道具はそのために活用するべきなのですが・・・慣れとは恐ろしいものです。すっかり秘密道具は唯の暇つぶしと化しています。

今日もドラえもんはいつものように道具を出します。

 

今日の暇つぶし道具は・・・バイバイン

液状の秘密道具で、それをかけたものが5分後に2倍になるという効果を持っています。

 

のび太君はそれを使って如何にして暇を潰そうか悪知恵を働かせます。

そして、今日も地獄へと繋がるひらめきを思いつきます。

 

「そうだ、ここにある栗まんじゅうを倍にしよう!胃袋を栗まんじゅうだらけにし、女に囲まれたような大富豪気分を味わおう!」

 

栗まんじゅうにバイバインをかけ、5分待ちます。栗まんじゅうは2個になりました。

1個食べます。

 

もう1度5分待ちます。栗まんじゅうは2個になりました。

 

こうすれば栗まんじゅうを無限に食べ続けられます。

しかし、欲望とは裏腹に胃袋は少しずつ埋まっていきます。

 

ついに5分というタイムリミット内に栗まんじゅうを1個食べることが出来ない瞬間が訪れました。

すると、栗まんじゅうは4個になってしまいました。

「まあ、コレも食ってしまえば問題はないだろう・・・。」

浅はかなのび太君は、いや、のび太はそう考えます。

 

しかし、5分間に1個の栗まんじゅうを食べることが出来ない人間が、5分間に4個の栗まんじゅうを食べることは不可能です。

 

すると5分後、8個の栗まんじゅうに囲まれます。

ま、まあ、誰かに食ってもらえば大丈夫だろう・・・。

 

のび太はまたしても浅はかな考えを巡らせます。

1階に行き、お母さんに栗まんじゅうを勧めます。

「あら、ありがとうのび太。そんなにあるの。1個で十分よ。」

「そうか・・・普通は1個で十分なのか・・・。」

 

お母さんが1個で十分ならば、他の人間を探さなければいけません。だって栗まんじゅうあと7個あるのですから。

そうこうしているうちに、栗まんじゅうが倍になるタイムリミットが訪れました。

 

栗まんじゅうは16個。

 

さて、この勢いで栗まんじゅうが増えるのは明白です。

1個から始まった栗まんじゅうは1時間後には何個になっているでしょう、

 

答えは4096個。

 

このまま行くと・・・地球がぶっ壊れる・・・。

これがドラえもんが地球滅亡を画策した最悪な1日。

 

物語としては、そこまで栗まんじゅうが増える前に危険を察知したドラえもんが栗まんじゅうを風呂敷に突っ込んでロケットで宇宙にぶっ飛ばします。

 

しかし、都市伝説はロマンを追います。

 

これでは終わりません。

実はまだ地球滅亡の危機は去っていなかったのです。

さて、宇宙に行った栗まんじゅうは一体どれだけ増えるのでしょうか。

1時間後に4096個に増えていた栗まんじゅう。

2時間後には1677万7216個。

3時間後には687億1947万6736個。

5時間後には115京2921兆5046億684万6976個。

 

そして9時間後には3溝2451穣8553予6584垓2672京6783兆1560億2057万6256個という前人未踏の「溝」と言う単位に突入します。

 

宇宙は無限だから大丈夫?!

いやいや宇宙は莫大な堆積をほこり拡大を続けているだけであって有言です。

もしも、宇宙を150億光年の球体と考え、その体積を計算すると・・・

なんと栗まんじゅうが増殖を続けてから23時間と5分で宇宙がいっぱいになってしまうのです。

 

これがドラえもんのび太の暇つぶしから始まった行動が、宇宙と地球をぶっ壊した日の1部始終。

 

 

 

 


4,もののけ姫、「コダマ」の進化形態

ジブリの作品「もののけ姫」と言えば、日本の映画界にとっても大記録を作った作品であり、見たことがないという人の方が圧倒的に少ない作品の1つです。

その「もののけ姫」が一体日本のどの時代の出来事なのかを意識したことがあるでしょうか。

鉄の入り始め。製鉄炉が築造。たたらば。

極めつけはエボシが言う「明国」。

明は1368年から1644年まで続いた中国の歴代王朝の名前です。

 

そこから推察をすると「もののけ姫」の時代背景は、おそらく室町時代だと考えられます。

 

ジブリ作品の中には現代に近い舞台設定の作品も多く存在しますよね。

その中に室町時代にたくさんいたコダマが、進化した形で出演している作品があるんです。

それが、皆大好き・・・「となりのトトロ」です。

 

そう、コダマはトトロに進化するんです。

 

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自然がたくさんあった室町時代にはたくさんのコダマが生息していましたが、都市開発が進み、自然が減少して行くにつれてコダマの数も1匹・・・また1匹と減少していきました。

現代に至っては、自然豊かな限られた地域に生息するに留まり、それは形を変えて生きながらえるようになりました。

 

それがトトロなんです。

 

これは荒唐無稽な都市伝説ではなく、宮崎監督はこんなことインタビューで語っています。

 

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作品が誕生した年代は「となりのトトロ」の方が先なので、後付け設定・・・ではあるのですが、何とも夢が詰まった都市伝説。

 

個人的には大好きな1本です。笑

 

 

 

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5,男のイチモツの大きさと、鼻のサイズ

あなたもどこかで聞いたことがあるでしょう・・・。

男のイチモツはどうやら鼻の大きさと関係している、ということを。

 

男は本当にバカな生き物です。

スカウターがぶっ壊れるほどの大きさを得たいと常に思っています。

 

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大きければ女性を喜ばせることが出来ると思っています。

 

一転、友人と銭湯に行き、友人のイチモツにあなたのスカウターがぶっ壊された日には落胆し、うらやみ、権力の覇権を示すことができなり、自分の国を建国しようと目論んでいた全ての計画を断念しかねなくなり、絶望を感じて翌日学校を休んだり・・・。

 

とにかく、Orz。

とにかく、Orz。

 

 

そんなバカな男達が相手のイチモツを計る指標にしているのが「鼻」。

長年動物行動学を供給してきた科学者にしてエッセイストの竹内久美子氏は言います。

俗説は、多くの人間と、長い年月が絡んだ結果、示されている説でり・・・それはほぼほぼ正しいことを示している、と。

 

現代になって科学技術が発達し、その根拠を探ってみたらどうやら正しいらしいということは多く発見されています。

  • ネギを鼻に貼ると鼻づまりが治る
  • 風邪の時は消化の良いものを

このように、「おばあちゃんの知恵袋」は概ね正しく、科学的根拠を持ったものが多いんです。

 

 

さて、では男のイチモツと鼻の大きさの関係は・・・果たして「おばあちゃんの知恵袋」なのか。

実はコレが科学的に証明されてしまった・・・証明、まではいかないかな・・・唱えている科学者が居るんです。

 

 

男性のイチモツの大きさはテストステロンという男性ホルモンが関係しています。

男性ホルモンは筋肉の増大や、骨格の幅や厚みの発達、陰毛の発毛など「男らしい骨格・体格」を形成することに関係しているためです。

 

特筆すべきは、このテストステロンの働きによって、どうやら鼻の大きさも大きくなるらしい・・・という説を唱える専門家がいること。

アイオワ大学、ネイサン・ホルトン氏が率いる研究チームが人間の鼻に関する研究を行ったところ、男性の鼻は女性の鼻より10%ほど大きい事が分かりました。

これは男性ホルモンは鼻の大きさに関係していることを示しています。

 

鼻が大きい事は男性らしい体つきを示しているのか・・・と言われると疑問点は残りますが、男性ホルモンはより骨格を発達させるため、頭蓋骨も大きくなります。

小顔が女性に多いのはこれも1つの要因だと考えられます。

と、すると大きい顔には大きい鼻がついているのは自然なことですよね。

 

つまりテストステロンの分泌量が多ければ多いほど、イチモツが大きくなるし、鼻が大きくなるということが結びつくのです。(゜Д゜)

 

 

 

 

6,イースター島のモアイ像

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これは超有名すぎて誰もが知っているやーつ。

聞き飽きている人もいるかもしれませんが、あなたは本当にモアイ像の謎を理解しているでしょうか。

僕は多くの都市伝説を個人的に調べているため、ビッグネームな都市伝説は多くが嘘だと思っています。

UFO、バミューダトライアングルツチノコ口裂け女・・・。

その中でモアイ像だけは謎過ぎてロマン溢れているんです。

 

イースター島は周囲58km。

北海道の利尻島と同じ程度の大きさ。

そう、ちっちゃな島なんです。

 

このちっちゃな島をミステリーいっぱいにしている大きな原因は、そこに住んでいた民族が使っていたであろう「言葉」や「資料」が不明になってしまったこと。

これには人口増加による部族抗争と、キリスト教の宣教師、天然痘による大量死が大きく関わっています。

 

その結果、謎だけが残されました。

 

  • モアイ像はそもそもなぜ作られたのか。
  • モアイ像の岩質・・・ラノ・ララクという山にしか析出しない凝灰石・・・から考えて作業場は特定されていますが、そこから6km離れた場所に「引きずった痕跡を残さず」に「10t」の重さがあるモアイ像をどう運んだのか。
  • 実はモアイ像にはサンゴ質の石灰岩が使用されて「目」が付けられていたことが分かっています。しかし、イースター島には珊瑚礁は存在しない。これは海洋技術があり、他島との交流があったことを示しています。
  • さらにモアイ像には帽子がせっとになっている像もあるんです。頭の上に数tにも及ぶ帽子を一体どうやって乗せたのか。クレーン車は当然ありません。
  • いつ作られたのか、さえも正式には分かっていません。

 

これだけ謎が多すぎるため、「鳥人」がいたのではないか、「宇宙人」がいたのではないか、という説まで浮上しています。

さすがにそこまでいくと荒唐無稽になってしまいますが、古代人が一体どのようにしてモアイ像と付き合ってきたのか。

まさしくロマン。

いつかの科学で解明されるときは来るのでしょうか。

 

 

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7,実在した、吸血鬼

吸血鬼が実在する・・・とは思いませんよね?

あなたがイメージする吸血鬼とはどのようなものでしょうか。

  • 日光が嫌い
  • 生き血を吸う
  • 吸血鬼に血を吸われると伝染する
  • 弱点はニンニク
  • 十字架が苦手
  • 完全に蘇生しないようにするために心臓に杭を打つ

きっと、このイメージは多くの人の中で一致すると思います。

しかし、あなたはこのような症状を抱える人の形をした「吸血鬼」という偶像に出会ったことがあるでしょうか。

 

ないですよね。

 

だから、嘘っぱち・・・ただのフィクションだと片付ける人が多くいらっしゃると思います。

 

 

しかし、人類の歴史は推定200万年~400万年と、非常に長いです。

その中で、まだ科学が発達していない時代は圧倒的多数を占めます。

 

もしも、今では「病気」だとわかっている症状が、病気だとわからずに「人ならざるもの」へ変異してしまった・・・と過去の人間が考えたとしたら・・・?

 

 

実は吸血鬼の伝承イメージに合致するような症状を示す病気が2つあるんです。

 

 

1つは狂犬病

発症してしまったら致死率が99.9%と言われ、現代の科学を持ってしても特効薬は開発できていません。

この狂犬病の症状には「攻撃性」と「知覚過敏症」があるんです。

 

発症してしまうと途端に凶暴となり攻撃性が増し、性欲の増加も起こります。

夜間に徘徊するようになり、近くが鋭くなることから臭いのするものを遠ざけようとし、日の光を嫌がる傾向があります。

いつも穏やかで優しかった人が急変して、このような症状を発症したら・・・周囲の人間は恐がり、何かに取り憑かれたのでは・・・と恐怖を感じるのではないでしょうか。

時には十字架を持って対処をしようとしたかもしれません。

死を迎えたのならば、今度こそ人ならざるものとして蘇ってしまうのでは・・・そう感じて心臓に杭を打ったかもしれません。

このように面白いほど、吸血鬼の伝承イメージと合致していくんです。

 

 

もう1つの病気はポルフィリン症

10万人に1人か2人の発症率である奇病です。酸素の欠損により血液中にある「ヘム」が生産できなくなってしまう病気。

ポルフィリン症は太陽光が症状を悪化させるため、一生涯太陽を避ける生活が余儀なくされます。

犬歯が異常に変形する場合があり、顔面は蒼白になっていきます。

ニンニクなど精力を旺盛にする食べ物による興奮作用は痛みを引き起こす可能性があります。

 

また、ポルフィリン症は近親婚により発症する可能性が高いです。

事実、近親婚を余儀なくされる王室でポルフィリン症を発症する人は多く、中世ヨーロッパにも存在していました。

興味深いのは中世ヨーロッパで流行った治療法の中には「血を飲む」方法があったという事実。

 

他にも顔が大きく変形してしまうこともあり・・・やはり周囲の人間は病気と分かっていなかったら何かに取り憑かれてしまったのでは、と恐怖を抱く事が考えられる病気なんです。

 

 

これが実在したかもしれない吸血鬼の正体なのでは・・・、と僕なりの考察です。笑

火のない所に煙は立たない。

都市伝説には何かしらの原因や始まりがあるものです。

都市伝説が作られる過程が気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

 

 

www.pa-zuu.com

 

 

 

 

 

8,裁判所が認めた、超能力者

超能力者。

それはフィクションの話であり、我々が生きる現代には存在し得ない人物。

科学で証明できない事を信じる事が出来ないと思っている人は多いでしょう?

じゃあ、科学が証明できなかったとしても裁判所が認めれば?

 

信じますか?信じませんか?

 

実は、明治時代に公共機関に認められた超能力者がただ1人存在していました。

 

 

その人の名は「長南年恵」。

 

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彼女は別に超能力を使ってパフォーマンスをしてお金を稼ごうとは決してしない人でした。

しかし彼女の身の回りで起こる数々の奇跡。

そして、奇跡を起こす故に逮捕されてしまうのです。

幸か不幸か、それが彼女を「超能力者」として後世にまで語り継がせる1つの要因になりました。

 

彼女の簡単な略歴です。

1863年:現在の山形県鶴岡市に生まれる

1888年:この頃からものの引き寄せ、ポルターガイスト、霊界との会話など、様々な超常現象と奇怪な行動を起こす

1895年:山形県監獄鶴岡支署へ60日間拘留。しかし証拠不十分のため釈放

1896年:再び逮捕され山形県監獄鶴岡支署に7日間拘置される

1900年:釈放されるものの3度目の逮捕をされ、10日間拘置。神戸地裁で再審を受ける

1907年:享年43歳で死去

 

 

様ざまな不思議な現象は彼女の体にも出現しました。

一説によると彼女は初潮を迎えず、生理が一生こなかったり、20歳ころからはほとんど食事をとらず生水と少量のサツマイモ程度しか口にしなかったとも言われています。

また、排泄物もほとんどなく、風呂などにも入らなくても髪や体はいつもきれいであったと伝えられています。

上記の拘留された際にも排せつ物などがなく、一切の異臭などはなかったそうです。

 

 

さて、ここまで読んでも一体彼女が何故逮捕されたのか・・と感じますよね。

 

彼女を語る上で特に印象的なエピソードがあります

それは、空の瓶に対して彼女が祈願すると水が湧き出で来るという現象。

湧き出てきた水は「神水(しんすい)」として崇められ、その水を飲んだ人は病気などが回復すると言われ、実際に回復した人もたくさんいるそうです。

 

これが幾度にもわたる逮捕につながるんです。

医者でも何でもない「ただの女」が、人間では成しえないようなことをデモンストレーション的に披露し、治療に効くという謳い文句が付けられた水を分け与えている・・・

これは「詐欺罪」であろうと睨まれたのです。

 

そこで裁判長は長南さんに問いただしました。

 

裁判長:「年恵さん、あなたのことを超能力者だという人がいますが、あなたは本当に超能力者なのですか?」

長南さん:「はい、そうです。」

裁判長:「では、実演してみることはできますか?ここに栓がされた空の瓶があります。あなたはこの瓶に神水を並々に満たすことはできますか?」

長南さん:「はい。できます。身を隠す場所と少し集中する時間をいただければ。」

 

 

こうして史上初、裁判所で超能力のデモンストレーションが始められました。

その際、不正が合ってはいけないので長南さんは女性であるのですが全裸にされ入念にチェックを受けました。

集中したいということなので少し隔離された場所に誘導され、実際に超能力が行われました。

もちろん全て裁判所側が用意したもの・場所ですので、細工をすることは不可能・・・。

 

「出来たら言ってくれ」と伝え、実践させたところ・・・

すぐに「出来ました」と長南さんは出てきました。

その瓶を見ると、もちろん栓は開けられていない状態でなみなみに水が満たされていたのです。

裁判所としては、こんな信じられないことを目の前でやられてしまっては信じるしかありません。

その結果、長南さんには「無罪」が言い渡されるのです。

 

これが公的機関の最高峰である裁判所が超能力を認めた瞬間です。

 

この事件とも言えるような衝撃の内容は新聞にも記載されました。

 

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「僅かに5分間にして裡の戸をコトコトと叩きつつ出来たるを見れば不思議や携えたる小瓶の中には濃黄色を帯びたる肉桂水の如きをいっぱいに盛りつつ静々として顕れ出でたり・・・」

 

この長南さんの最後の奇跡は自分の命日を当てることでした。

「私はあと20日間で死にます。」

と唐突に宣言し、ちょうどその日(1907年10月29日)に亡くなったと言われています。

 

 

ここまで読んでみて、1点だけ気になるところがありますよね。

裁判所で行われた際に身を隠す場所を懇願したことですね。

しかし、何かトリックがあるような気がしてなりませんが、全裸にされて何も隠し持つことが出来ない状態で、相手が用意した何もない空き部屋に連れていかれ、栓が閉じられた瓶を水で満たすことが出来る人はいるでしょうか・・・。

可能性として考えられるのは裁判所にて彼女に接することのできる人の中に「仲間がいた」ということぐらいですが、考えにくい・・・。

彼女は世を欺いたペテン師だったのか、それともこの世界にただ1人存在した「ホンモノ」だったのか。

 

これは、わずか100年前の出来事。

 

 

 

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9,死体洗いバイト、実在した?

日本一有名な都市伝説と聞いて何を思い浮かべますか?

僕は「口裂け女」。

インターネットが一般家庭に普及していない時代に、これほど爆発的に世間に浸透した話がほかにあるでしょうか。

 

先ほどの質問を投げかけた時、きっと多くの人は「UFO」と答えるかもしれません。

しかし、日本で昔から「どうやら、あるらしい・・・」という話が語り継がれている都市伝説が存在します。

それは、今の学生の間でも「どうやら、あるらしい・・・」と語られ続けている1つのバイト。

「死体洗いのバイト」です。

 

学生時代というのは、ただただお金に困ることが多いですよね。

貧乏な生活を送ることが余儀なくされる学生時代に、裏で語り継がれている秘密のバイト、それが「死体洗いのバイト」です。

 

「一体洗うと何万円。」

「ホルマリン漬けになっているのを棒で上げた際に空気を含んでいて、死体が喋るようだ。」

「先輩の知り合いがやったことあるんだって・・・。」

 

この「死体洗い」の都市伝説は、Wikipediaのページも存在するほど有名。

Wikipedia情報によると・・・

大学の医学部などには解剖実習用の遺体が腐らないようにプールなどに大量のホルマリンを入れて、そこに遺体を沈めて保管をしているという噂があり、

その遺体の管理をするアルバイトが、まさにこの都市伝説です。

 

しかし、実際にやっている人に出会ったことがある人はいないでしょう?

そもれもそのはず、こんなバイトは存在しないのです。

話だけは50年くらいずーっと学生の間で紡がれてきました。

 

ただ、僕は知っています。

「火のない所に煙は立たぬ」

存在しない都市伝説は、必ずどこかに元ネタ的な存在があるはずです。

 

 

あったんです。

 

 

死体洗いの都市伝説の元ネタ。

 


それがノーベル文学賞を受賞した大江健三郎さん。

 

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大江健三郎さんが昭和32年に書いた小説に「死者の奢り」という作品がありました。

その中の主人公の男の子が「死体洗いのバイト」をしていたのです。

作品中には、こんな描写もあります。

 

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このバイトについて記者の方が大江さんに聞いたところ、はっきりとした返事はしなかったそうです。

もしかしたらほんの一部のところでこんなバイトがあり、大江さんはそれを体験したのか、友人が体験した話を聞いたのか・・・。

もしくは完全なる創作した話なのか・・・。

 

 

実際のところ大江健三郎氏著書の「死者の奢り」では「死体洗い」ではなく「死体運び」のバイト。

そういう意味では若干相違点があります。

「死体洗い」の都市伝説が語られる際に良く登場するホルマリン漬けの描写も、「死者の奢り」ではプールに張ったアルコールに漬けているという点で相違が見られます。

 

日本では遺体に対して敬意が払われます。

映画「おくりびと」でも遺体に化粧をし、きれいにしてから埋葬する職業が取り上げられ、実に日本らしい文化であると世界的に注目を集めました。

こうした職に伴って、湯灌(ゆかん)という「葬儀に際し遺体を入浴させ洗浄する仕事」は実際にあるそうです。

しかし、決してホルマリンのプールに遺体を沈めることはありません。

 

 

そもそも、ホルマリンというものについてご存じでしょうか。

実はかなりの劇薬。

「遺体を固定」するために使われるのは有名ですが、劇薬であるためプールのような場所に大量に投入することは危険なんです。

じゃあ、絶対に「死体洗いバイト」はあり得ないのか・・・。

そのヒントが「死者の奢り」で登場したアルコールです。

アルコールにすることで遺体は腐食が抑えられ、しかも解剖する人を始め取り扱う人はホルマリンよりも安全。

 

そのため、遺体を解剖する現場ではプールのような大きな場所にアルコールを投入し、遺体を沈めることが実際に行なわれていた手法なのです。

今では、機械によって効率的に行なわれているようですが・・・。

 

まるで「死体洗いバイト」のような作業は、この世に存在していたのです。

 

実際に学生にバイトを斡旋するようなことはさすがに無かったとは思いますが・・・人手が足りなくてとか、解剖学専攻の学生とか、経験した事がある人はいるのではないでしょうか。

バイトとして存在したという過去はないようですが、フィクションとノンフィクションの狭間で長らく語り継がれてきた都市伝説だったということです。

 

まさに「火のない所に煙は立たぬ」。

 

 

 

10,乳首は再生する

乳首がなくなったらあなたはどうしますか?

乳首に会いたくて会いたくて震えますか?

病院に行きますか?

それとも・・・再生を待ちますか?

 

 

「乳首は再生する」

あなたもどこかで誰かからこんな噂話を聞いたことないでしょうか。

聞いた瞬間、突っ込まざるを得なくなってしまうような話ですが、僕はこんな話を聞いてしまいました。

 

それは千原ジュニアさんがMCを務める「~お金を払ってでも見たいクイズ~ダラケ」での一幕。

この番組はたしかインターネットTV限定だったかな・・・。

とにかく地上波では取り扱えないような「ヤバい内容」を、その筋の専門家を集めてクイズ形式で話を掘り下げるという番組です。

乳首再生の噂は、本物のMの女性が番組に集められた時に語られました。

本気のMって知ってますか?笑

あの人達は我々の常識を越えています。(^_^;)

 

 

そこで語られた衝撃の内容・・・

そちら系のクラブで働いていらっしゃるある女性は、なんと乳首を上ちぎられたことがあるんです。

燃え上がっちゃったらしいです。

ぷらぷらになっちゃって取れちゃったらしいです。

当然彼女は医者に行ったようですが、かみ傷は縫合出来ないらしいです。

 

そう、彼女に残されたのは自然治癒しかなくなったんです。

 

そこで放置していたところ、なんと生えてきたのです。

 

番組「ダラケ」はYouTubeにも転がっているので見てみると面白いですよ。

この章で紹介した回もたぶんあると思います。

 

一時期は「イボコロリ」を乳首に塗布したところ乳首がポロリと取れたという都市伝説も流行りました。

イボコロリ」は、サリチル酸の角質軟化溶解作用を利用した医薬品であり、イボや魚の目に塗布することで、白い皮膜を作って厚い皮膚を柔らかくして治すとされる商品です。

 

 

 

 

しかし、大丈夫。

イボコロリを使って乳首が取れても、生えてきます。

一説によると、乳輪のぶつぶつありますよね。

あのぶつぶつが乳首の基になる部分らしく、乳首が無くなったら我先にと成長してくるのだとか。

これは都市伝説の域を出ないものですが、なんとも面白い話です。

 

 

 

以上が僕があなたにお教えしたいロマン溢れる都市伝説10選。

あなたの琴線に触れたものはあったでしょうか。

かなり衝撃的で魅力的なものを取りそろえました。

これを機に都市伝説を好きになってくれたら嬉しいです。

 

 

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