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変われない最大の理由|記憶が作る安心領域から出て不安を感じよう

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記憶がもたらす「安心領域」という言葉 をご存知でしょうか。

何を隠そう、これが「あなたが変わることが出来ない最大の理由」です。

もう、変われない毎日を過ごすことを辞めませんか?

この記事には、あなたの理想に近づくためのヒントが 隠されているはずです・・・。

 

 

 

 

 

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僕は前回の記事で「人が変わるたった3つの方法」について説明しました。

その方法とは・・・

 

1.時間配分を変える

2.住む場所を変える

3.付きあう人を変える

 

 

 

というものでした。

 

今までの自分を変えようとするとき、ついつい意気込んでしまいますよね。

よし、やるぞ!

今日から変わるんだ!

最初の1歩を踏み出すぞ!

そう自分に言い聞かせ、新しいスタートを踏み出そうとする人が多いと思います。

目標設定を書き出し、それをいつも目に入るような場所に掲げ、常に目標を忘れないように努めます。

 

しかし、ほぼ確実にその決意通りに出来たことはないですよね?

 

それもそのはず。

新たに意気込んだ「決意」は、急激に熱せられた熱々の想いとは裏腹に、それと同じ速度で急激に冷やされていくものです。

 

きっとあなたが目標を設定して決意を新たにした想いは、長く続いても1カ月程度ではありませんでしたか?

それはまだ良い方です。

 

ひどい場合は1日すらその熱い思いを継続することは出来ません。

多くの場合が3日や1週間程度です。

 

だからこそ、あなたを構成するのに圧倒的な部分を占めている「生きている時間を割いている対象」「住んでいる環境」「付き合う人間」の3つを変える必要がある、ということをお伝えしました。

 

 

まだご覧になっていない方はこちらの記事をご覧ください。

 

www.pa-zuu.com

 

 

 

この3つはあなたを構成しているほぼ全てのものです。

それが変わるということは、あなた自身も変わらざるを得ないという結果をもたらします。

だから、変わる。

急激に熱せられた熱い思いではなく、じわじわと炭火のように燃える感じですね。

 

そのために「今すぐ出来ること」について前々回、前回の記事で少しだけ触れました。

 

しかし、僕がいくらそう言ったところで、

あなたがどれだけその内容に共感したところで、

すぐに実践に移せた人は一体どれだけいるでしょうか。

 

そう、実践できないんです。

 

多くの人が「絶対にした方が良い」という事を分かっていながら実際に行動に移す人は少ないのが現実です。

アフィリエイトは特に顕著ですね。

あるカテゴリに絞り、毎日コツコツと2000字以上の記事を1つ上げる。

それさえできれば絶対に半年後には月1万円は稼げるはずです。

 

稼げない可能性も無くは無いですが・・・その場合は絞ったカテゴリが悪かったりアフィリエイトの基本中の基本であるいくつかの簡単な過程をすっ飛ばしているだけです。

普通にやっていれば多くの人が月に1万円を稼ぎ出し、中でもコツをつかむのが早い人ならば半年で月3万円から10万円に押し上げる事だって可能です。

 

これは多くのアフィリエイターが実感している事実です。

 

しかし、そうとは分かっていながらも半年でさえ1日1記事を上げることを継続できる人は本当に稀です。

時間にすると1日3時間あれば十分に出来る作業です。

1日3時間って、余裕で献上できる時間ですよね?

風呂に入る時間と睡眠時間を少し削り、テレビを見てぼーっとしている時間を無くせば余裕で作ることができる時間です。

その結果、半年後に収入が数万円上乗せされる。

勝手が分かれば3年後には6桁7桁の単位であなたの収入に収益が上乗せされる。

最終的には、仕事、辞めれますよ。

 

なのに続けられない。

 

その1歩を踏み出すために「変えるべきもの」は、「時間を使う対象」と「住む環境」と「付き合う人間」だと知っているのに、それさえも変えられない。

 

もう1種の病気みたいな感じですよね。笑

 

「今」何かを変えない場合、あなたの将来って想像できませんか?

その未来ってあなたが思い描いているものと一致しますか?

そこそこ昇進して、そこそこ幸せに生き、家族に囲まれ死んでゆく。

いや、社畜として生きて、大して面白くもない仕事をこの先数十年も続け、妻をめとらぬまま何となく死んでゆく・・・なんて人もいるかもしれません。

 

あなたがどんな未来を想像したとしても、それって「今」何かをかえることによってもっと魅力的に変化するとは思いませんか?

 

じゃあ、なぜ何も変えないのか。

 

実はこれには明確な理由があるんです。

 

それがあなたの「記憶」です。

 

こんな身近に最大の敵がいるなんて・・・と言う感じがしますね。笑

実は、最大の敵はいつもあなた自身なんです。(;´Д`)

 

この「記憶」があなたの「無限の可能性」を限りなく有限にしています。

要するにあなたがはみ出てはいけない壁を作り出しているのが「記憶」なんです。

そのお話をしていくにあたり「安心領域」について説明していきます。

この「安心領域」という言葉が世界的な経営コンサルタントであるジェームズ・スキナー氏が提唱しているものです。

 

 

 

まず始めに想像してほしいのですが・・・

 

あなたは何をしている時に「安心」しますか?

 

  • いつも見ている大好きな番組を見ている時?
  • いつも過ごしている家族と居間で団らんしている時?
  • お風呂に入っている時?

 


じゃあ、次は逆に何をしている時に「不安」になりますか?

 

  • 職場でしたことのない仕事をした時?
  • 食べたことがない料理を口に入れる時?
  • 数万円の情報商材を購入する時?

 

この対極ともいえる状態を引き起こす明確なトリガーは何だと思いますか?

「安心」を感じる時は以前にしたことがある心地いい瞬間ではないでしょうか。

逆に「不安」を感じる時は以前に1度もしたことがない場合に抱く感情ではないでしょうか。

そう、つまり両者に大きくかかわっているのが「記憶」なんです。

 

 

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「安心」を感じている自覚がなかったとしても、普段やり慣れている事をする時って、特に「不安」を感じずに淡々と時を過ごしていますよね?

それはあなたの記憶に刻み込まれた「日常」であるため、特に不安を感じることなく過ごすことができているんです。

やっていることに対して一切の不安感を抱いていないのですから、これも1つの「安心」した状態だと言えますね。

 

しかし、何気なく歩いている瞬間急に床が無くなったら・・・?

一瞬で「不安感」に包まれます。

スカイダイビングなどがその状況に当てはまりますね。

床がある生活に慣れ親しんでいるため、床が無くなるなんて不安以外の何物でもない状況です。

それはあなたの「記憶」にはない状況だからです。

 

さて、「記憶」とはどこからやってくるものでしょうか。

 

突然神の手によってあなたの脳内に刻み込まれるものではありませんよね。

「記憶」とは、あなた自身の「過去」によって作り出されるものです。

 

その「過去の世界」に浸ることによって、あなたは「安心」を得ることができます。

やったことがある。

知っている。

その「過去の世界」に浸っている間は、過去の思いや経験が呼び起され、絶対的な「安心」という檻の中で過ごすことが出来るということです。

 

その檻の中が「安心領域」ということです。

 

もしかしたら、

あなたは安心している状態は良いことだ。

そう思っていませんか?

 

たしかに、安心している状態が長く続くことは心が平和状態にあり、一切の不安が無く、精神的に安定した状態です。

それはとても理想的に映るかもしれません。

 

 

しかし、この絶対的な檻の中にある「安心領域」があなたにもたらすものは良いことばかりではありません。

 

えば、あなたが過去のチャレンジして失敗したなら。

それは「失敗」が安心領域として深く刻み込まれます。

失敗しても今自分は生きているし、何も問題ではない・・・失敗しても大丈夫じゃん・・・。

「安心領域」に甘んじて生活をしていると、チャレンジ精神を失い、過去に抱えた問題やトラブルをいつまでも解決できず、同じ失敗を何度も何度もしてしまいます。

 

えば、あなたが貧困生活になれているなら。

そのライフスタイルはすっかりあなたの慣れ親しんだ「安心領域」の中に棲みつきます。

その貧困の記憶によって、貧困状態をイメージし、具現化させます。

つまり、頭の中では早くその貧困状態から脱したいと思っていても、いつまでもその環境でい続けてしまうんです。

 

えば、あなたが病弱だったなら。

すっかり良くなったとしても気がめいり、いつの間にかあなたの体の細胞はまた病気に置かされてしまった体を形成するでしょう。

 

この状態が「良い状態」だという人はいないでしょう。

しかし、人はその決して「良い状態」とは言えない場所から脱することを嫌うんです。

なぜなら、自分の過去の記憶に強く刻み込まれた絶対的に安心できる場所だからです。

経験したことのない「不安」で悩む必要が無く、今まで通りでいれば十分に乗り越えることが出来ると思い込んでいるからです。

 

「安心領域」については分かりましたか?

 

 


では、話を戻しましょう。

そもそもこの記事で僕はあなたに何を伝えたかったのか、覚えていますか?

「記憶」がもたらす「安心領域」の話が壮絶過ぎて忘れてしまった人もいるかもしれません。

 

僕がこの記事であなたにお伝えしたかったことは、

「あなたが変われない理由」

です。

 

ここまで読んだあなたならもうお分かりですね?

 

その答えは、人間は「安心領域」から出たくない生き物だからです。

 

しかし、その絶対的な領域から出る事を自発的に行わなければ、あなたは何も変わることが出来ません。

 

 

例えば・・・

宝くじで3億円当たることを夢見ている人がいるとしましょう。

この人が実際に3億円に当選したとして幸せになると思いますか?

 

 

例えどんなに夢を見た非現実的なことが実際に目の前で起こったとしても、それによって幸せになれる可能性は限りなく低いです。

なぜなら、あなたが経験したことがないことが突然起きたら、それは同時に大きな不安をもたらすからです。

その結果、潜在意識的に大きなお金が入ることを阻止しようとさえしてしまいます。

 

あなたが、あなたの人生を歩むうえで最も重要な事は、外部からの突然の恩恵を受け取ることを夢見るよりも

自分が不安に思う「安心領域」の外へ外へと出ていき、

あなたの無限の可能性を無限のまま受け入れるということです。

 

「安心領域」の中で一生安心した心境で生きていてもあなたは何1つつかみ取ることが出来ません。

宝くじで急に3億円当たったとしても幸せになることは出来ません。

 

「安心領域」から出るためには大きなエネルギーが必要で不安が伴います。

しかし、それが当たり前だと思ってください。

もしもあなたが変わりたいのならば不安を感じることに安心しなければいけないのです。

世界的な経営コンサルタントであるジェームズ・スキナーはこのような名言を残しています。

 

最も大きなリスクは、リスクのない人生を送ろうとすることだ。
By ジェームズ・スキナー

 

「変わらないこと」をリスクに思う人は限りなく少ないでしょう。

しかし、「変わらないこと」はもはや生きている意味さえも失いかねない大きなリスクであることを忘れてはいけません。

目標を失い、なにを目的に生きているのかが分からなくなってしまう人生ほど不毛なものはありません。

 

一生「安心領域」の中で生きていきたい人はもうこのブログの記事を読むことを辞めてください。

あなたに伝える事は何1つありません。

しかし、あなたが「今」を変えて、「未来」を変えたいならば少しでもあなたの力になるヒントが隠されているはずです。

 

成功は・・・「必ずできる、乗り越える」・・・という理にかなわない信念を抱き続ける人にやってきます。

 

あなたが有限だと思っている柵の中は、あなたの記憶が勝手に作り出した幻想。

あなたの可能性はいつだって無限大だという事を覚えておいてください。

 

最後に、僕が大好きなMr.Childrenの「I'll be」という曲の歌詞をご紹介します。

 

いつも心にしてたアイマスクを外してやればいい

不安や迷いと無二の親友になれればいい

旅立とう 明日はないぞってな具合に胸に刻みながら

1歩ずつ進んでいつだって夢中だ

ふがいない自分に銃口を突きつけろ

当たり障りない道を選ぶくらいなら

全部放り出して

コンプレックスさえもいわばモチベーション

 

 

 

 

 

まとめ

今回は、「なぜ人は変わることが出来ないのか」ということについて紹介しました。

それは人の記憶がもたらす「安心領域」が影響をもたらすためでしたね。

 

過去にしたことがある、経験したがある、知っている・・・という事象に対して人は「安心」感を抱きます。

逆にしたことがない、知らない・・・という事象に対しては常に「不安」感が付きまといます。

 

「安心」は一見良いことのように見えますが、一生自分の知っている領域でのみ生きることでは、目的達成を果たすことは出来ません。

「安心領域」の中で生きるという事は、「変わらない宣言」をしている事と同じです。

 

もちろんそれを望んでいるならば良いのですが・・・

もしもあなたが何か目的を達成したかったり、今のままではいけない・・・と感じているのであれば、不安を感じることに慣れ、「安心領域」の外に出なければいけません。

 

この記事を読んでいるという事は、あなたは変わることは望んでいるはずです。

しかし、なぜ変われないのかに苦しんでいるのでしょう。

 

なぜ変われないのか・・・その原因は分かりましたね?

では、不安と唯一無二の親友になり、一歩踏み出しましょう。

何から始めたら良いのか分からないのなら、もう一度前回の記事に戻ってみてください。

 

www.pa-zuu.com

 

 

絶対にあなたのヒントになることが隠されているはずです。

 

 

 

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