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格安SIMのメリット|格安SIMはなぜ安いか理解できる点5つ

 

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格安SIMが流行ってきています。大手キャリアから脱却することで自分でカスタマイズしなければいけない要素は増えますが、それでもかなり料金設定は安くなりますので、魅力的です。

しかし、中にはやたらと増えてきた格安SIMに関する広告や宣伝などに不安視し、ちょっと距離を置こうとしている人もいるかもしれません。

「なぜ、安いのか?」

 

その不安感が距離を縮められない大きな要因かと思います。
そこで、今回は格安SIMが安く提供されている理由をご紹介。題して「格安SIMを理解できる5つのポイント!」

 

 

 

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まず、大前提として言っておきたいことがあるのですが、それは格安SIMといえども回線はドコモやauなどの回線を利用して提供されています。そのため、格安SIMにすることで極端に電波が悪くなったり、つながりにくくなったりと言うことはないのです。

では、なぜ格安SIMは安く提供されているのでしょうか?そこにはきちんと理由があり、大手キャリアのサービスから脱却するうえで壁となることもあるかもしれません。
では一つ一つ紹介していきたいと思います。

 

 

 

さまざまな制限がある

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「制限がある」と言われると、何かとっつきづらい印象を持つかもしれませんが、この「制限」は自分で選択することが可能です。ここは必要がないから制限をすることで料金を安く抑えようということですね。

例えば、格安SIMには大きく分けて「データ通信のみ」、「SMS機能付き」、「音声通話機能付き」の三つに分けることができます。

データ通信は、電話ができません。
SMS機能付きは、電話ができませんが、電話番号によるショートメッセージ機能が付いたものになっています。
音声通話機能付きは、電話ができます。

自分の用途に合ったプランを契約する必要があります。

さらに、データ通信量もさまざまなものの中から選べます。
こちらの記事にて、1GBにおけるデータ通信量の目安を記載していますので、参考にしていただきたく思います。

 

また、通話に関しても、自分は通話料が多いと感じるのならば、IIJmioなどの通話料を半額で提供している業者を選択したり、LINEなどのアプリで対応するなり、Y!mobileなどの格安SIMながら通話に絶対的に強い業者を選択するなどといったことが、安く抑えたいのならば必要になります。

こういた「自分を知る」作業が必要であり、それにあった制限を課すことで料金を安く抑えています。それなりに自分で下調べが必要になり、その点において少々うっとおしく感じるかもしれません。

しかし、大手キャリアは現在売り出し中のプランが「電話かけ放題」と言うプラン。
2,700円で「電話かけ放題」の基本料金を徴収し、さらにデータ通信量は選択してもらうというもの。3GBのデータ通信量を選択した場合、電話かけ放題の2,700円込みで7,200円かかります。
一方、格安SIMを提供しているDMM mobileでは3GBの「データ通信」プランが1,280円。「音声通話機能付き」プランが1,980円。これにプラスして通話料金がかかってきます。

さて、どちらがいいですか?笑
少々調べて、やりくりをうまくして節約しますか?
それとも大手キャリアに任せて少々無駄な出費を選択しますか?

 

 

 

端末

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端末に関しても少々厄介です。しかし大手キャリアのSIMフリー化が義務付けられたため、だいぶ楽になるかと思います。それまではauで販売した端末はauが提供している回線しか利用できないという「縛り」が施されていました。
今では、キャリアでも頼めばその「縛り」を解放してくれるようになっています。
しかし、格安SIMを提供している業者は「動作確認済み端末」というのを自身のHPで公開しており、そこで公開されている端末以外の利用はおすすめしません。

また、周波数の関係からドコモで購入した端末はSIMフリー化したとしても、できればドコモ回線の格安SIM提供業者と契約することをお勧めします。

 

そして、端末代という悩みも出てきますね。
大手キャリアでは一般的に2年間解約などをしないなどの条件と引き換えに、端末代のほとんどを割り引くサービスがあります。
格安SIMの世界に飛び込んだらほとんどが実費で払うことになります。今後は端末代のサービスも充実するかもしれませんが、現状はほとんどありません。

そのため、上記の3GBの「音声通話機能付き」プランで比較すると、キャリアと格安SIMのDMMの差額は5,220円。

大体2年で支払う場合の月々の値段が5,220円で支払えればトントンです。
5,220円×24=125,280円。
iPhone6が大体8万円くらいですから、どんだけハイスペックな端末だよということになります。笑
まあ、通話料金もプラスでかかってきますので、5,220円の全額を端末代に使用するならばキャリアの方がいいのですが。汗

上の記述を見たらちょっと格安SIM参入をちゅうちょするかもしれませんが、端末を新調するならば・・・という話です。長く使用できる状態ならば、それだけお得になるし、1万円台後半なんて言うめっちゃ安い端末も存在するので、安さを追求するならば、おすすめです。

 

 

 

 

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クレジット払いが多い

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大手キャリアでは、口座引き落としが基本かと思います。
しかし、現状、格安SIMを提供する業者はクレジットカードでの支払いが多いです。これはクレジットカードがない人にとっては大きな壁かもしれませんね。汗

しかし、中には口座引き落としと言うのもあるので、対応は可能です。

 

 

 

店頭のサービスが不十分

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格安SIMを提供している業者は、ほとんどが店頭を持ちません。
イオンでは、窓口を設けているケースが多いですが、当然キャリアよりかは肩身の狭い売り場です。

そのため、不具合が生じた場合は電話やインターネットでの対応がほとんどです。場合によっては、SIMカードや端末を送り、対応を待つなんてこともあるかもしれませんね。汗
店に行ったら人がいて何とかしてくれるという、キャリアのような対応は期待できませんので注意が必要です。

 

 

 

アンテナピクト

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これは格安SIMの「データ通信」プランが該当するのですが、この場合、音声回線にはつなげない処理が施されています。

そのため、アンテナピクト(電波状態を示すアンテナ)がきちんと表示されないという事態が起こり得るのですね。
通信はできるのですが、この状況に入ると常に端末が電波を探している状況になりバッテリーが早く消耗するという負の螺旋を引き起こします。

「データ通信」以外のプランに加入したり、こういった事態が起こりにくいとされる端末を選択すれば回避できますが、少々厄介な問題ですね。

 

以上が、「格安SIMを理解する5つのポイント」。
安いのにはそれなりの理由があるのです。しかし、きちんと理解すればその対応もできるため、効率の良い資金繰りができると言えるのではないでしょうか。

 

 

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