人生の転機を作る方法|たった3つを変えた結果、望んだ未来を手に入れる
「人生を変える」
そんな大それたこと・・・自分にはできない。
そう思うかもしれません。
しかし、その人生って誰のものでもない「あなたのもの」ですよね。
それを変えることって、いくらでも無限大に出来るんじゃないでしょうか?
前回の記事では、あなたに目標が変わり、自分が変わる必要があるのであれば
「付き合う人を変え、取り入れる情報を変えることだ」
と説明しました。
なぜかと言うと、
人の内面を構成しているのは最も長い時間を共有している5人の人間と、日々取り入れている情報だからである
とお伝えしました。
そのため、自分が望む方向に変化したいのであれば、自分が目標とする人を1人で良いから上げ、その人が発信する情報に触れることを習慣化するように行動を促しました。
あなたが向かいたい方向や、目標とすべき人は見つかったでしょうか。
もしもそれが分からないという人は、あなたが人生の中で重きを置くものを考えてみてください。
何が大切でしょうか。
間違っても「会社」ではないはずです。
「会社」の為に死ねますか?
そんなのは無理ですよね。
きっとあなたなりに、絶対に最優先すべきこと、これだけは譲れない・・・というものがるはずです。
そういうものは現実と理想の差を浮き彫りにさせ、現状に絶望感を植え付けますので、目をそらせたいかもしれませんが、この機会に向き合ってみてください。
現実に絶望してあきらめているかもしれませんが、絶対にどんな人にも譲れないもの、理想を抱いているものがあるはずです。
それを明確化して、その思い描く理想を手に入れている人と触れ合うようにすることで、あなたを変えましょう・・・というのが前回の話です。
今回は、その話の延長線の話です。
自分を変えたい・・・
そう思う人は多いはずです。
もしも現状の全てに満足しているならば、それ以上に幸せなことはありません。
何も向上する必要がなく、今すぐに死んだとしても後悔が1つもなく、満足感いっぱいで死ぬことができます。
しかし、実際問題そんな人は99%いません。
絶対に少なからず小さな後悔はありますし、不満や不安を抱えているはずです。もしも、
いや、自分は絶対に後悔しない、現状に満足感いっぱいだ!
と強く主張する人がいるならば、それはただ諦めているだけです。
変わるなんて無理、不満を解消するなんて無理・・・
そのように絶望した結果、その現実を無視して安心感を得ようとしているだけのことです。
「あきらめること」は残酷で、冷酷で、カッコ悪いですが、その代わり目を背けることで安堵感や安心感を与えてくれます。
しかし、それは目を背けているだけであって、何も解決はしていません。
そのため、多くの人が変わろう・・・変わりたい・・・と感じているはずです。
そう思った時に・・・きっとまっさきに思い浮かぶのは色んな自己啓発本を読み漁ることでしょう。
自己啓発本にはやる気が出るような素晴らしい事が書かれており、読むと元気になりますよね。
よし!頑張ろう!と思えてきますよね。
自己啓発本ではなく、著名人の名言に目を通す人もいるかもしれません。
自分の人生観を変えてくれた映画を見る人もいるかもしれません。
人が成功したストーリーに触れたり、挫折を乗り越えた話を聞くと、自分にもできるのではないか・・・と勇気をもらったり、そのサクセススト-リーを我が物にしようと意気込みます。
自分が成功して本を出すことまで妄想する人もいるかもしれませんね。
人生観を変えるような映画は心が動かされます。
魂が震え、感情が高ぶります。
そして・・・決意を新たにすることでしょう。
しかし、その「新たな決意」がずっとずっと心に残り続け、それを糧に頑張り続けられた人はいるでしょうか。
意気込むのは、あなたを成功には導かないんです。
松下電器産業(現パナソニック)の松下幸之助さんや、中曽根康弘元首相、マレーシアのマハティール・ビン・モハマド元首相など、
政治界・経済界に大きな影響をもたらした人々にコンサルティング・アドバイスをしている経営コンサルタント大前研一さんは、こう言っています。
(人が変わろうとするときに)最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ
この言葉が胸に突き刺さる人は多いでしょう。
僕もまさにその一人。
何度も何度も「よし!今日から!この瞬間から!」と意気込んだ経験があります。
しかし、その熱くて勇敢な思いは、同時に何事もなかったかのようにすぐに冷めてしまうものでもあります。
僕の経験上、短くて1時間30分・・・長くても3日程度です。
3日続けば良い方です・・・。
何度も何度も熱い思いに駆られ、それが冷めて「どうせ自分は変われないんだ・・・」と絶望しながらも、
また新たな熱い思いをもたらしてくれる「何か」を探すのです。
この無限ループを繰り返したことがある人は多いでしょう?
「今度こそは・・・」と何度も思うのですが、これでは一生何も変わりません。
その思いを、その熱さのまま保持して、ずっとモチベーションの糧にするのは無理なんです。
じゃあ、人が変わるためには何が必要なのでしょうか。
先ほど紹介したコンサルタントの権威、大前研一さんは「人が変わる方法はたった3つしかない」と言っています。
その3つの方法とは・・・
1.時間配分を変える。
2.住む場所を変える。
3.付きあう人を変える。
これを見てもらえば分かりますが、変えているのは「決意」ではなく「環境」ですよね。
ここで上げている3つ目の「付き合う人を変える」こそ、前回の記事で紹介した内容です。
前回の記事や、冒頭で解説しているように・・・人間は最も一緒にいる時間の多い5人の人間に影響を受けると考えられています。
良い人間だとしても悪い人間だとしても、一緒の時間を共有してしまうと影響を受けてしまうという事です。
察しの良い人は分かると思いますが、最も同じ時間を共有する人間は多くが「職場の人間」です。
職場にずっと付き合い続けたいような素敵な人ばかりがいるのであれば、それはそれで良いかもしれませんが、そんな都合がいい人はほぼいないでしょう。
つまり、「今」と何1つ変えずに生活をし続けたら、あなたは今ある環境から影響を受け続けていくという事。
それで納得いくでしょうか。
それであなたの思い描く未来へ進めるでしょうか。
もしも「現状」に満足ならば良いのです。
しかし、僕は先ほどこう言いました。
しかし、実際問題そんな人は99%いません。 絶対に少なからず小さな後悔はありますし、不満や不安を抱えているはずです。
もしも、 いや、自分は絶対に後悔しない、現状に満足感いっぱいだ! と強く主張する人がいるならば、それはただ諦めているだけです。
「現状」に満足がいかないのであれば、
1.時間配分
2.住む場所
3.付きあう人
を淡々と変えることによってあなたの内面が淡々と変わっていき、結果的にあなたの未来が変わっていきます。
あなたが何に多くの時間を割き、誰と多くの時間触れ合うのか
コレが最も重要です。
僕は今「アフィリエイト」という仕事を軸に自営をしています。
その根本的な理由はこのブログでも書いたように「お金にならないかもしれない農業」がしたいからです。
しかし、夢は大きいものの・・・その土台として考えていたアフィリエイトでなかなか結果が出ず・・・けっこうもがいていました。
そこで環境を変えました。
最初は収入が不安定だったので実家で取り組んでいたのですが、住む場所を変えたのです。
しかも友人とシェアして家を借りました。
その友人というのが、僕がアフィリエイトを教えたのにも関わらず僕よりも先に大きな収入を継続的に手にした奴。笑
正直むかつきますが、彼と暮らすことで気づいたことがあります。
彼の生活を目にし、彼のマインドを感じることで、自分も「稼げることが当たり前」と思い始めるんですよ。
僕はこの当時、大前研一さんの事は一切知りませんでしたが、知らず知らずのうちに彼が提唱する「人が変わる方法」を実践していたことになります。
それまではモチベーションが続かずに、一瞬の「熱い思い」にだけ左右されてきた僕でしたが、
- 住む場所を変えることで環境が変わり、しかも僕の場合は生活費が重くのしかかってきたこと
- 大金を稼ぐことが普通になっている人間と多くの時間を共有すること
この2つによって、自分が稼ぐ必要性を感じ、稼ぐためにするべきことを痛感し、今まで以上に多くの時間を割いて集中して取り組めるようになったんです。
まさに人生の転機。
その転機は、住む場所を変え、多くの時間を共有する人間を変えたことで、
自分のするべきことを明確化し、
多くの時間を割くことで手に入れることができました。
そして、それは全て僕の「大きな夢」に向かうための糧となっています。
もしかしたら僕は恵まれていたのかもしれません。
しかし・・・まだ夢に向かう途中ですが、「今」を得るまでに何度も何度も大きな絶望感を感じました。
これからも何度も何度も絶望するでしょう。
きっとあなたもそうですよね。
成功者をうらやむことは簡単です。
しかし、誰しもが絶望を感じ、挫折感を味わっています。
1番大きな問題は「その度に足を前に進めるかどうか」。
辛くても悔しくても、一歩前に足を出すことができるかどうか。
実際に、僕が「住む場所を変えた」時はめちゃくちゃ不安でした。(;´∀`)
だって生活できるかどうか分からなかったんですもん。(;´Д`)
だから最初の数カ月はバイトをしていました。
20代後半に差し掛かっていたので、プライドもありましたよ・・・この年齢でバイトをしてるって・・・と周囲に思われるんだろうなあ・・・ってね。(;・∀・)
しかし、その悔しさや不安で自分にプレッシャーをかけたことで「やるべきことに多くの時間を割けた」んだろうなあ・・・と思います。
精神的にはかなりきつかったですが。(;´Д`)
まとめ
では、今回の記事をまとめます。
今回は、大前研一さんが提唱している「人が変わるたった3つの方法」を紹介しました。
その3つとは・・・
1.時間配分を変える。
2.住む場所を変える。
3.付きあう人を変える。
ということでした。
あなたがあなた自身を変えるには、「熱い思い」や「新たな決意」ではありません。
あなたを取り巻く環境を淡々と変えていくことが重要なのです。
「付き合う人を変える」については前回の記事でお伝えしましたが、今回はそれに加え、住む場所と時間配分を変えることが付けたされています。
実際に僕の経験も踏まえてその影響力の大きさをお伝えさせていただきました。
さすがに「生活できるかどうか不安」という状況に追い込むのは危険かもしれませんが、「自分を変える」ためには良い投資になると思います。
いや、無理無理・・・(;´∀`)
そう思うのであれば、「今」に甘んじてればいいだけです。
しかし、何かを変えたいのならば前回の記事で紹介したように、触れ合うべき人を特定して、その人が発信している情報にまみれることをおすすめします。